【澤円さんによる特別講演】得意なことの見つけ方・実践編~CMMセミナーレポート~

鈴木実歩さん主宰の継続サロン「CMM」は、数百名もの女性起業家が集うコミュニティ。

日本国内のみならず、海外でビジネスを展開しているメンバーも多数所属しており、皆さまのビジネスの発展とメンバー同士のつながりを深く育てることを目指しています。

また、月に2回開催されるセミナーでは、実歩さんの公開コンサルや最新ビジネス情報のシェアなど、毎回盛りだくさんの内容をお届けしているCMM。

2025年6月13日(金)10:00より開催された第151回CMMセミナーでは、スペシャルゲストに澤円(さわ まどか)さんをお迎えし、CMM限定の特別セミナーを開催していただきました。

本記事では、その様子をレポートとしてお届けいたします。

スペシャルゲスト:澤円(さわ まどか)さんのプロフィール

まずは、今回のゲスト澤円さんのプロフィールからご紹介します。

株式会社「圓窓」代表取締役、企業顧問や大学教授、AI生成活動普及協会理事やファッションの公式アンバサダーなど、幅広い分野でご活躍中の澤さん。

今月のCMMセミナーテーマである「得意なことの見つけ方」は、澤さんが出版した数ある名著の一つでもあります。

今回の特別講演では、書籍にも記載されていない有益な情報をサロンメンバーの皆さまに教えてくださいました。

【澤さん直伝】ビジネスを成功させる4つの思考法

まず、ビジネスを成功させるために大切な4つの思考法をシェアしてくださった澤さん↓

  1. 相手に思い出してもらえる存在になる
  2. 完璧な準備より行動に移すことが大切
  3. 憧れるだけでは成長できない
  4. 「向いていないこと」を諦める必要はない

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1. 相手に思い出してもらえる存在になる

はじめに「僕が成功できたのは、相手に思い出してもらえる力(思い出され力)が備わっていたからです」と力強くおっしゃっていた澤さん。

「思い出され力」を身に付けるためには、ギブファーストの精神で自分から価値を提供し続けることが大切なのだそうです。

ギブの精神を大切にしながら行動すると、相手に自分の価値を強く印象付られ、ふとした折に「この仕事はあの人にお願いしよう」と思い出してもらえる存在になれるとのこと。

「中には、価値を搾取しようとしてくる人もいるかもしれません。しかし与えることを躊躇してしまうと、“思い出され力”は身につかないものです」と澤さんはおっしゃいます。

恐れず怯まず、自分の価値を積極的に提供して「思い出され力」を身に付けていきましょう。

2. 完璧な準備より行動に移すことが大切

また「行動する前に準備を万全に整えたい」と思う方は多いのではないでしょうか。しかし、この考えに囚われてしまうといつまでたっても行動に移すことができなくなり、チャンスを逃してしまいます。

特に、日本人は準備が完璧でないと恥ずかしいと思い込む傾向が強く、澤さんはこの思考を「免許皆伝の呪い」と名付けて注意喚起をしてくださいました。

「免許皆伝の呪い」にかかった方の典型的な例は以下のとおり↓

  • お金が溜まってから結婚する
  • 英語が話せるようになってから外国に行く
  • 太っていて恥ずかしいからジムに通えない

行動しなければ成長もしないし、新しい発見や出会いもない」と澤さんはおっしゃいます。

チャンスを掴むためには、不要なプライドや見栄を捨てて、まずは行動に移すことが大切なのです。

3. 憧れるだけでは成長できない

続いて「単なる憧れは行動を止める。自身の成長につなげたいなら、羨ましいと思う嫉妬のエネルギーを利用すべきです」とおっしゃる澤さん。

たしかに「あの人はすごいな」「素敵だな」と思うだけで終わっていては、何も変わりません。夢や憧れを現実にするためには、どうしたら理想に近づけるのかを考える必要があるのです。

なお、憧れの対象に近づくためには、相手をつぶさに観察すると良いのだそう。徹底的に観察をしていくと、相手との共通点や真似ができそうな点などの発見が必ずあります。

ここで大切なのは、発見した「点」をすぐさま実行して、自分のものにしていくこと。

その増やした「点」が自分の得意とつながった瞬間に、憧れの存在に近づくための一歩を踏み出せるのです。

4. 「向いてないこと」を諦める必要はない

また、セミナーでは実歩さんが澤さんに「向いてないけどやりたいことがある場合は、どうすれば良いですか?」と質問する場面もありました。

これに対して「適性は重要な問題ではなく、やりたいことにどう投資するかを考えることです」と回答してくださった澤さん。その背景には「時間とお金を投資すれば、どんなものでもスケールしていく」という信念があるそうです。

やりたいことを諦めた後悔は自分の中に残り続け、消すことができません。

「自分には向いてない」と諦めず、まずは向いてないことを「得意」に変えるためのアプローチを考えてみましょう。

100万人に1人の価値を提供しよう

最後に澤さんは「100×100×100(100万)の理論」を紹介してくださいました。

この理論は、100人の中で1番になれるものを3つ見つけられると世界で100万分の1の存在になり、オリンピックの金メダリストと同程度の貴重な価値を提供できるようになるというもの。

さらに澤さんは、得意の範囲を3点の平面ではなく「球体」でイメージし、その球体の中で得意の点をどんどん増やしているのだそうです。

すると、過去に獲得してきた得意の点がぶつかって新たな得意を生み出したり、得意の点がつながって線になったりする瞬間があるのだとか。

身振りを加えて熱くお話ししてくださる澤さん

「3次元でイメージすることで、自分の得意で構成された点や線がどんどん伸びて、新たなチャンスを得るきっかけも得られます」とおっしゃっていた澤さん。

「得意」は、澤さんのように挑戦を恐れず、常に行動を起こし続けた先に見えてくるもの。考えるよりも先に行動を起こして、まずは100人の中で1番になれることを探していきましょう。

まとめ

今回は、特別ゲストに澤円さんをお迎えし、より実践的な「得意なことの見つけ方」を解説していただきました。

皆さまも得意をどんどん増やして、ビジネスをよりスケールアップさせていきましょう。

澤円さん、このたびは素晴らしい講義を本当にありがとうございました!

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