2025年12月22日、日本最大朝活サロン「めざチア」にて、運営者である鈴木実歩さんが生配信を行いました。
禅マインドプロデューサーの島津清彦さんをゲストにお迎えし、心を整えて良い縁を結ぶための禅的思考を学んだ今回のビジネスマンデー。
本記事では、その内容をライターあずさがレポートします!
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特別ゲスト・島津清彦さんのプロフィール
今回のゲストにお迎えしたのは、禅マインドプロデューサーの島津清彦さん。

曹洞宗で在家得度(※)を受けて禅の教えを広めつつ、経営コンサルタントとしても活躍されています。
出家して僧侶になるのではなく在家のまま仏の教えに従い、日常生活の中で仏道を実践する儀式
禅僧と経営者という異色の肩書きを持つ島津さんですが、もともとは上場企業の社長として、経営の第一線で活躍していたそうです。
その後、2011年の東日本大震災での被災をきっかけに辞職し、2012年には経営人材コンサルタントとして起業。会社の運営に携わる中で禅に触れる機会が多かったこともあり、自らも得度し仏門に入りました。

2022年に出版された著書「心が回復する禅問答」は、悩めるビジネスリーダーと島津さんの対話形式で書かれており、難しい禅の教えが実践的かつわかりやすく解説されています。
今回の対談ではこの著書をもとに、日常生活での禅の活かし方や、良い縁を結ぶための思考法を紹介してくださいました。
日常生活の中で活かせる禅とは
まず、日常生活に禅を活かす方法を教えてくださった島津さん。
禅と聞くと敷居が高く、非日常的な修行シーンを想像しがちですが、実は日常の悩みを解決するヒントがちりばめられているそうです。

多くの人が抱えている悩みは、そのほとんどが「いま起きていること」ではなく、過去への後悔や未来への不安に由来するもの。また、必要以上に情報が入ってくる現代においては、未来への心配事も尽きません。
禅ではこのような悩みに対し、五感を使って「今の自分」に意識を向けるのが良いとされているそうです。
たとえば一杯のお茶をゆっくり淹れてお湯が沸くまでの時間やお茶の温度や香り、温かな湯気がたちのぼる光景まで丁寧に味わってみましょう。意識を「今」にフォーカスすることで、モヤモヤしていた思考がクリアになっていくはずです。

さらに、頭の中がやるべきことであふれているという悩みには、手書きでToDoリストを作成するのが効果的とのこと。
手を使って頭の中を可視化することで、過去や未来に向いていた意識が現在に戻り、今やるべきことが明確になります。
視聴者からは「禅を身近に感じられました!」「意識を“今”に向けると悩みも気にならないですね」といった前向きなコメントが寄せられました。

良い縁を太く結ぶための禅的思考2つ
さらに島津さんは、著書の中でも紹介している、良い縁を太く結んでいくための禅の考え方を2つ教えてくださいました↓
- 自分を限りなく小さく捉える
- 見返りを求めず無心でサポートする
それぞれ詳しく解説します。
1.自分を限りなく小さく捉える
まず、すべての人は見えない縁でつながっており、関わりを完全に切ることは不可能だと考えること。
これは「縁起」と呼ばれ、自分という存在を限りなく小さく捉えることで、すべてが見えない縁でつながるという禅の教えの一つです。

たとえばビジネス上で「この人と長く付き合うのは難しい」と感じたとき、そこで「縁を切りたい」と強く願うとかえって相手への執着が生まれ、縁を切りたいのに切れないといった不安が大きくなります。
この場合は、その人との縁は限りなく細くなって遠ざかり、今はもっと太いつながりの人たちに囲まれているというように自分を小さく捉えると良いのだとか。

さらに「縁を切りたいのなら、穏やかに離れるだけでなくその人の成功を願いましょう」とおっしゃる島津さん。
相手が成功して他に関心を向けてくれれば自然とその縁は細くなり、良い縁の方に意識を向けることができるのです。
視聴者からは「見えない縁のつながり、興味深いです!」「切れたと思ってもつながっているのですね」といったコメントが続々と寄せられていました。

2.見返りを求めず無心でサポートする
また、ビジネスでは「この人とは今後も長く関わっていきたい」といった、良い縁が生まれるタイミングもあるでしょう。
しかし、ここで「縁を深めたい」と強く願うのはNGとのこと。相手への思いが強すぎると、無意識のうちに相手に見返りを求めてしまい、自我が強くなることでかえってつながりが薄れてしまうからです。

縁を大切にしたい場合は、自分の期待は手放しその人にとって今何が最善かだけを考え、無心でサポートに徹してみてください。
そうすれば、見返りを求めない献身的な姿勢が必ず相手の目に留まり、良い縁につながっていくとのお話でした。

まとめ

今回は12月22日のめざチアレポートとして、心を整え良い縁を結ぶための禅思考をお届けしました。
「本当に良いご縁なら、一度離れたとしてもまた巡ってきます」とおっしゃっていた島津さん。
視聴者からは「心が洗われます」「年末にふさわしい貴重なお話でした!」といったコメントが次々に寄せられていました。

私たちも思いやりの心を忘れず、良いご縁を太くつないでいきたいですね!
〜めざチアのご案内〜
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