2025年11月17日、日本最大の朝活コミュニティ「めざチア」にて、運営者である鈴木実歩さんが生配信を行いました。
戦略コンサルタントの山本大平さんをゲストにお迎えし、特別対談が開催された今回のビジネスマンデー。
「情報が溢れる時代だからこそ、何を捨てるかが成果を決める」という視点から学びを深めた配信の内容を、ライターあずさがレポートします!
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対談ゲスト・山本大平さんのプロフィール
まずは、ゲストにお越しくださった山本大平さんの経歴からご紹介していきます。
2004年に「トヨタ」の愛称で知られるトヨタ自動車株式会社に入社した山本さん。エンジニアとして新型車の開発に携わったのち、株式会社TBSテレビに転職されます。TBSでは「日曜劇場」や「SASUKE」をはじめとする看板番組のマーケティングを手掛けました。
その後コンサルティング会社への転職を経て、2016年に「F6 Design株式会社」を設立。現在はAIを駆使したマーケティングや企業の組織改革を支援しておられます。

華麗かつ多様性に富んだ経歴をお持ちの山本さんですが、その背景には「そのときに出会った人たちとのご縁やタイミングを大事にしたい」という想いがあったのだそう。
「自分の“やってみたい”という気持ちに正しく素直に従ったら、このキャリアができていたんですよね」と明るくお話しする姿が印象的でした。

戦略コンサルタントの視点から語る「情報を捨てることの重要性」
さらに著者として、多数の書籍を出版している山本さん。
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なかでも注目すべきなのは、10月に発売されたばかりの新刊「最強トヨタの最高の教え方」と、今回の対談テーマになった「消耗せずに成果が出る“情報の捨て方”」です。

対談の冒頭で、山本さんに「私自身、情報の取り方を考える機会が多いのですが、あえて情報の捨て方というテーマで書籍化された理由を教えていただけますか?」と問いかけた実歩さん。
これに対して山本さんは「戦略コンサルタントをしていくなかで、行き着く結果が“情報を捨てる”ことになる場合が多いんです」とおっしゃいます。

山本さん曰く、戦略とは「戦いを略す」と書く通り、何かを略して結果を出す方法を考えること。
しかし情報が多すぎると混乱したり迷ったりして、略す(シンプルに考える)ことができません。だからこそ、情報を捨てるのが大切なのだそう。
視聴者からは、情報過多の現代に戸惑う声や「情報を捨てる」という考え方に衝撃を受けたコメントが多数届いていました。

今すぐ実践できる!捨てた瞬間に成果に近づける2つのこと
続いて、山本さんの書籍「消耗せずに成果が出る“情報の捨て方”」の中から、2つのトピックを詳しく解説していただきました。
捨てるべき2つのこと
- 成功体験
- 共感
どちらも一見大切なもののように感じますが、なぜこれらを捨てるべきなのか?詳しく見ていきましょう!
1.成功体験
まずは、自分ではない人の成功体験や、成功を手にするためのノウハウを捨てること。成功体験の裏には前提条件があり、前提が一つでも違うと同じ結果が得られない可能性が高いからです。
その前提の一つが、時代。たとえば動きが早いSNSの世界などでは、たった半年でノウハウがガラリと変わることも珍しくありません。よって、過去の成功例を踏襲しても同じ成果が出るとはかぎらないのです。

加えて「人は成功するまでのステップや仕組みに注目しがちですが、情報として拾うなら成功体験よりも失敗体験のほうが良いです」とおっしゃる山本さん。
たしかに、成功者が過去にぶつかった壁をどうやって乗り越えたのかを知るほうが学びが深く、再現性も高いでしょう。
目から鱗が落ちるような考え方に、視聴者からは感嘆のコメントが殺到していました。

2.共感
次に「学ぶためには共感を捨てるべき」だとおっしゃる山本さん。
共感とは、他人の考えや主張に「その通りだ」と感じることです。心地よい感覚ではあるものの、共感の元となるのは「自分の思いを代弁してくれた」という感情。
つまり、共感には学びや気づきの要素が含まれていないため、成長にはつながらないと言えます。

もちろん、共感は日常生活を営んだり、人間関係を構築していったりするうえで大切なエッセンス。しかし共感という行為には、新たな認識を得たときのような衝撃はありません。
仕事や学びで自分を成長させ、成果につなげていくことにフォーカスするなら、共感を切り捨てていく必要があるのですね!

まとめ

今回は11月17日のめざチアレポートとして、成長に必要ない情報を手放す方法をお届けしました。
最後に「まずはスマホから距離を置くと、情報を捨てやすくなります。スマホを触っている時間が短くなったときに、どれだけ脳が軽くなっているかを感じてみてください」とメッセージをくださった山本さん。
これを聞いた視聴者からは「早速やってみます!」といった前向きなコメントが次々と届いていました。

これからは人の体験や言葉に振り回されず、必要な情報だけを吸収してグングン成長していきたいですね!
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