真夏の公開コンサルを開催しました【SNSビジネスの教科書“マイ・メッセージ”受講者編】

未来シフト株式会社では、このたび夏の特別企画として、2日間にわたって代表の鈴木実歩による公開コンサルを開催しました。

2023年7月26日(水)は、企画第二弾としてマイ・メッセージを受講中の皆さまを対象とした公開コンサルを実施。

本記事では、その様子をお伝えします!

自分事として話を聞く意識が大切

セミナー冒頭で「今日は立体話法(※)で話していきます!」と宣言した鈴木。

(※)立体話法とは?

ベストセラー作家である本田健さんが編み出した話術。質問者に対して回答しているように見せつつ、他の人たちにも自分事として受け取れるような答え方をする方法。

そのため「今日参加されている皆さまも、自分事として聞く姿勢を大切にしてほしい」と申しておりました。

そうすれば、新しいアイディアが見つかったり、思ってもみなかった角度からヒントを得られたりするでしょう。

成長ストーリーを見せていく

では早速、公開コンサルの様子をお伝えしていきます!

まず、ビジネス初心者の方から「自分の趣味をビジネスにつなげていきたいものの、売上を作りにくいジャンルのため悩んでいる」とのご相談がありました。

これに対して鈴木は「初心者のときにしかできない成長ストーリーをSNSやブログなどで発信していくべき」とアドバイス。

なぜなら初心者は「しっかりと実績を作って先生のような存在になってからでないと仕事にしてはいけない…」と思いがちだからです。

しかしゼロからの変化を記録し続けることで、自身の発信媒体がライブ感のあるコンテンツとなり「この人に会ってみたい」「この人と同じように私も変わりたい」という仲間がどんどん増えていくそうです。

初心者ならではの強みを最大限に活かして、成長ストーリーを記録していきましょう!

価格交渉する際は話し合いの余白をつくる

次は、業務委託で講師の仕事をしている方から「作業量に見合った収入が得られずに悩んでいる」とのご相談です。

これを聞いた鈴木は「まずは委託元になっている方と価格の交渉をする話し合いの時間を設けるべき」とアドバイスしました。

その際は、ただ「給料をあげてください」とお願いするのではなく、以下のように自分の希望や現状などを正直に伝えるのがポイントです。

  • 自分が納得いくような価格を提示する
  • 時間がかかって大変に感じている作業を知らせる

すると相手に検討する余地が生まれるので、対等な交渉ができるとのこと。

さらに経営者の目線から「思っていることや悩んでいることは、正直に話してくれた方が助かる」ともお伝えさせていただきました。

上に立つ者は全体を見て仕事をしなくてはならないため、現場に立つ人の想いまで考えが及ばないところもあるからです。

日本人は自分の本心を伝えるのが苦手な傾向にありますが、本音を言わなければいつまで経っても自分の想いは相手に届きません。

恐れや恥じらいを捨てて、オープンなコミュニケーションをとっていきましょう!

1対多でも同じ内容が伝わるコンテンツを制作する

続いての質問者は「自分が稼働しなければ収入にならない状況を変えたい」とお悩みとのこと

これに対して鈴木は「1対1ではなく、1対多でビジネスが回る仕組みを作りましょう」とアドバイスします。

というのも自分1人で動くビジネスモデルでは、いずれ作業時間や収益に限界がきてしまうから。

もし1対多のやり方にシフトチェンジできれば、一度にたくさんの人に自分の価値が届けられ、収益も一気に伸ばせるでしょう。

なお、1対多のビジネスには「カリキュラム作り」が欠かせません。

具体的には、商品を購入してくださったお客さま全員が理解できるような資料やワークを用意する必要があります。

ここの準備に時間をかけて取り組むと、お客さまの満足度が高まりビジネスが良い方向に向かっていくでしょう。

お客さま自身が気づけていないニーズを引き出す

次のご相談は「自分らしいサービスを提供するにはどうしたらよいのか」というもの。

これに対し鈴木は「サービスを提供していくにあたって“自分らしさ”は本来必要ない。」と断言します。

お客さまが商品を購入する際にみているのは、お金を払うに値する情報を提供してくれるのかどうかだからです。

この前提をふまえたうえで鈴木は「最も大切なのは、相手の明確な目的を引き出すこと」とアドバイスしました。

そのためには以下のような質問をして、お客さまの奥深くにあるニーズを引き出していかなくてはなりません。

  • あなたが本当に手に入れたい未来はどんなものですか?
  • もし行動を制限するものがなかったら何がしたいですか?
  • 行動できない原因はなんですか?

このような質問によって、自分の見えなかった世界にたどり着けるお客さまがたくさん出てくるでしょう。

「あなたらしさ」ではなく「あなたしかできないこと」ができるようになると、自ずとサービスの価値もあがっていくはずです。

コミュニティメンバーに役割を与える

続いては「自分のコミュニティで発言しているのが自分ばかりという環境を変えたい」というご相談。

これに対して「メンバーに役割を与えるのが効果的」と鈴木は答えます。

そもそもコミュニティには、大きく分けてこちらの二通りの人材がいます↓

  • みんなを鼓舞して引っ張っていく「お父さんタイプ」
  • 温かく見守る「お母さんタイプ」

これにあてはめると、鈴木と質問者はどちらも「お父さんタイプ」。そのため1人で仲間を引っ張っていきがちですが、こうした場合は他の人を信頼して頼ると物事がうまく回り始めるそうです。

現に鈴木も、メンバーを信頼して「任せるところは任せる」というスタンスに切り替えてから、コミュニティの運営がスムーズに回り始めたとのこと。

自分1人で動いていても、自分が対応できる範囲の事業やコミュニティにしか育ちません。

メンバーを信頼して役割を振っていくと、事業はますます拡大していくでしょう。

できる人が増えれば増えるほど事業は自然と拡大していく

最後は「自分と同じような講師を育てたいが、ライバルが増えるのではないか」と不安を抱える質問者からのご相談です。

これに対し鈴木は「その心配はまったくありません!」と断言。

逆に自分の周りで成功する人や自分の提供したノウハウを活かして仕事ができる人が増えれば増えるほど、収入も心も豊かになると言います。

なぜなら、その道のプロが増えれば業界自体が拡大していくので、自ずと自分に注目が集まりやすい環境になるから。結果として売上も伸びていくでしょう。

鈴木曰く「同じ道で活躍できる人を増やせば、その恩恵は必ず自分に戻ってくる」とのこと。

心配事は何一つないので、どんどんご活躍いただきたいです!

まとめ

最後に鈴木は、ご参加くださった皆さまに向けて「自分が放つ言葉にはすごい力があることを自覚してほしい」と伝えました。

気」がこもった言葉は必ず相手の心に届くそうです。

今回参加してくださった受講生の皆さまの中には、発信者やサービスの提供者も多いはず。一つひとつの言葉に気を込めて、相手に想いを届けてみてくださいね。

2日間にわたって開催された公開コンサルには、のべ3,200名の方に参加していただきました。

ここで得た知識をぜひご自身のビジネスに活かしていただき、新しいことへのチャレンジや事業のスケールアップの後押しとなれば幸いです。

ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました!

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