CMM大学は、鈴木実歩さん主宰の継続サロン「CMM」のメンバーが、ビジネスが飛躍する専門知識を学び高め合う場として誕生したプラットフォーム。
月2回の水曜講義では、各分野の専門家からビジネスに役立つ高い見識を得られるとともに、学びや気づきをアウトプットしCMMメンバーと交流する時間も設けています。
CMMのサロンメンバーが講師を務めるCMM大学。
本記事では、2025年10月8日(水)10:00より開催された、第65回水曜講義の様子をお届けします。
講師・Sumiyoさんのプロフィール
今回の講師は、数秘カウンセラーのSumiyoさんです。

子育てに悩み、解決の糸口を探るなかで「数秘術(※)」と出会ったSumiyoさん。
数字を文字として読み解く占術の一つ。古代ギリシャの数学者ピタゴラスによる「カバラ数秘術」を起源に持ち、ユダヤ人によって大切に受け継がれてきた「豊かさ」を得るための手法
数秘術を通して自分を見つめるうち、子育てがうまくいかない原因が「自分の内側」にあることに気づきます。
数字に導かれて「自分のあるべき姿」を見出したSumiyoさんは、そこで初めて心から子供と向き合い、自分自身を大切にできるようになったとのこと。
やがて「自分は人のために何ができるのか」を追及するようになり、実歩さんとの出会いを経てビジネスの世界へ歩みを進めました。

現在はオリジナル講座を主宰し、豊かな人生を叶える数秘術の魅力を多くの人に伝えておられます。
今回はそんなSumiyoさんが、数字から紐解く「自分の資質の活かし方」を教えてくださいました。
数字を読み解くことで人生は豊かになる
Sumiyoさん曰く、数字は世界共通の言語であり、測り知れないパワーを秘めているのだそうです。
その言葉を裏付ける例が、ユダヤ人の発展。ユダヤ人は古くから日常的に数字を読み解き、生活や仕事に活かすことで成功を収めてきた民族であり、それはノーベル賞や経済学賞の受賞者数の多さにも表れています。

そんな偉大なるパワーを秘めた「数字」を読み解く力を身に付ければ、目に入る数字全てが自分に向けたメッセージとして受け取れるのだとか。
数字が発するメッセージに従った思考や行動こそが、理想の未来を実現し豊かに生きるためのカギとなるのです。
数字の力で「資質」を活かし豊かさを享受する方法
続いて「ビジネスを飛躍させるためには、お金を稼ぐことに対する心のブロックを外す必要がある」と教えてくださったSumiyoさん。
ビジネスとお金は切っても切り離せないものですが、「提供するサービスに対してお金を受け取ることに罪悪感を覚え、価格設定に自信が持てない」といった、お金に関する悩みは数知れません。
ビジネスにおける「お金の悩み」の例
- 自分にはお金を受け取る価値がないと感じる
- 反応が悪いと自信がなくなる
- 高額な値段がつけられない
Sumiyoさん曰く、このような迷いや不安が生じるときは、自分の「資質」を活かせず、収入を得る目的を見失っている状態なのだそうです。
そこで役立つのが、数秘。
一人ひとりが持つ「特別な数字」の力で自分を紐解いていくと、夢の実現に必要な「お金を受け取るマインド」が備わっていくのです。
◆自分を紐解く数字を知ろう
まずは、自分を紐解く数字である「数秘」を知ることから始めましょう。
数秘の求め方
- 自分の生年月日を一桁の数字に分解する
- 1.で出した数字の合計値を出す
- 数字が一桁になるまで分解と合計を繰り返す
この際、合計が11・22・33の場合は一桁に分解せず、その値を数秘とします。それ以外の数字は、さらに一桁の数字に分解して合計し、最終的に一桁になるまで繰り返します。
たとえば1990年5月8日生まれなら「1+9+9+0+5+8」の合計は32のため、さらに一桁に分解して合計すると「3+2」で、数秘は5。1990年5月9日生まれなら「1+9+9+0+5+9」で数秘は33です。
算出した数秘は、自分が生まれながらに持つ「資質」や「使命」を示しているとのこと。ここからは数秘をもとに、自分らしいビジネスの方向性を探っていきましょう。
◆数字に従い「行動の軸」をつくろう
自分を紐解く数秘には、それぞれが持つ「資質」を示すキーワードがあります。
【数秘別】資質を表すキーワード例
- 1:リーダーシップ・決断
- 2:協調・サポート
- 3:喜び・表現
- 4:安定・土台
- 5:変化・自由
- 6:愛・育成
- 7:真理探究・内省
- 8:パワー・豊穣
- 9:奉仕・手放し
- 11:直感・インスピレーション
- 22:実現力・壮大なビジョン
- 33:無限の愛・教師
まずは自分の数秘が示すキーワードを確認し、それを参考に「望む豊かさ」とは何かを考えてみましょう。
たとえば数秘9の人の資質は「奉仕・手放しの精神」ですが、このタイプは「人のために尽くしたい」という想いが強く、お金を稼ぐことに対して抵抗を感じがちです。そんなときは「お金を稼ぐ」ではなく「必要な資金を得る」など、価値観に合う表現に変えると受け入れやすくなるとのこと。
そして、その得た資金で「地球と人への慈善活動に還元する」というように、自分の行動の軸となる「使命」を言語化します。

最後に「資質」「望む豊かさ」「使命」の3つの要素を用いて、次のような文章(アファメーション)をつくってみてください↓
数秘9の場合
私は「奉仕の精神」を活かし「必要な資金」を軽やかに受け取り「地球と人への慈善活動に還元する」ため、愛と感謝で循環させます
数秘1の場合
私は「リーダーシップ」を原動力に「月商100万円」を心を込めて受け取り「新講座で受講生の才能を開花させる」ため、愛と感謝で循環させます
このアファメーションは、夢の実現への道しるべとなるお守りのような言葉。不安で立ち止まったときは、この言葉をゆっくり唱えてみましょう。
そうすれば、自分のあるべき位置に立ち返ることができ、自信を持って価値を提供できるようになるとのお話でした。
受講者の声
今回も、受講者の皆さまからたくさんのコメントをいただきました↓
まさに行動できていなかったことなので、良いきっかけになりました!
資質を活かすことで自分の価値を見出せるのですね
数字で自分を客観視することが大切なのですね
皆さまそれぞれの数秘のパワーを受け取り、自分自身を見つめ直すきっかけになったようです。
まとめ

今回は、第65回・CMM大学水曜講義「数字で紐解く自分の価値」をお届けしました。
商品に値段をつけるときはどうしても迷いが出てしまうものですが、自分がどんな想いでその商品をつくり、何のために収入を得るのかを見失わないことが大切です。
今回の数秘術で学んだ方法を参考に、自分の価値を認められるマインドを育てていきましょう。
最後に、Sumiyoさん、今回は素晴らしい講義を本当にありがとうございました!