CMM大学は、鈴木実歩さん主宰の継続サロン「CMM」のメンバーが、ビジネスが飛躍する専門知識を学び高め合う場として誕生したプラットフォーム。
月2回の水曜講義では、各分野の専門家からビジネスに役立つ高い見識を得られるとともに、学びや気づきをアウトプットしCMMメンバーと交流する時間も設けています。
CMMのサロンメンバーが講師を務めるCMM大学。
本記事では、2025年8月27日(水)10:00より開催された、第62回水曜講義の様子をお届けします。
講師・みつはしりえさんのプロフィール
今回の講師は、英語コーチのみつはしりえさんです。

海外旅行が好きで、これまでに訪れた国は37か国にのぼるというみつはしさん。世界中に多くの友人をもち、仕事・プライベートを問わずグローバルに活躍されています。
しかし、そんなみつはしさんも、かつては自分に自信がなく、新たな人間関係を築くのが苦手だったとのこと。また、大企業に勤めつつも、やりがいを感じられない仕事に迷いや不安を抱いてたそうです。
そして「このままでは人生は変わらない」と感じ、退職を決意したみつはしさん。「英語を活かせる仕事がしたい」という本音に正直に行動した結果、「旅をしながら働く」という理想の生活を手に入れました。

現在は、英語を通じて人生の可能性を広げられる人を増やす活動をしておられます。
今回の講義では、英語を使って「本音を伝える方法」を教えてくださいました。
世界で活躍している人の特徴
講義の冒頭で「本音で話せる人こそ世界で活躍できる」とおっしゃるみつはしさん。
世界で活躍している人の特徴
- 自分の価値観が明確である
- 意見をはっきり伝えられる
- 間違いや失敗を恐れず挑戦する
- 自己否定をせず強みを武器にしている
実際、世界で活躍している日本人女性はしっかりとした自分の軸を持ち、ネガティブなことでも自分を偽らずに「本音」で話せる人が多い印象です。

本音で話せる人は常に自分の本心に従って行動するため、失敗しても自己否定をせず、それを糧にする力をもっています。だからこそ、行動と言動がブレずに説得力のある発信や振る舞いができ、日本のみならず世界でも活躍できるのでしょう。
英語は「自分を自由に表現するためのツール」
しかし、日本には「空気を読む」「調和を重んじる」といった独特の文化があるため、日本人はつい感情や本音を抑えてしまいがちです。
そこで活用すべきなのが英会話。英語には敬語や複雑な言い回しがなく「ストレートさ」や「伝わりやすさ」が最も重視されるからです。
たとえば食事の誘いを受けたとき、自分の本音が「行きたくない」であれば、英会話なら「私は行きません」とはっきり答えるのがマナー。建前ではなく「自分がどうしたいか」を伝えることが重要なのです。
英会話で重視されるポイント
- 感情表現がストレートである(YES・NOをはっきり言う)
- 「自分」を主語にして話す(短い表現でも必ず“私は”から始める)
- 自己主張が歓迎される(自分の考えを言うことが礼儀)
- 結論ファーストである(伝わりやすさを重視する)
英会話の基本は、どんなときでも自分の頭で考え、自分の意見を伝えること。

「うまく英語にできないなら、AIに聞いても良いんです。まずは、英語の作法で話す癖をつけてみてください」とおっしゃっていたみつはしさん。
すると、相手に合わせたり言葉を濁したりする習慣がなくなり、自分軸を意識した言葉が発せられるようになるとのお話でした。
「英語で本音に気づく・伝える」を体験するワーク
最後に、受講生の皆さま同士で、英語で感情や本音、夢を伝え合うワークが行われました。
主なワーク内容は次の3つ↓
- 英語で現在の自分の感情を伝える
- 英語で本音や理想を伝える
- 英語で未来へつながる小さな一歩を宣言する
まず「“I feel 〇〇”の形で、今の気持ちを英語で表してみましょう」とのお話がありました。
感情を言葉にする習慣のあまりない日本人は、そもそも本音に気づきにくいという課題があります。そのため、自分の感情に気づいてそのつど言語化することが大切なのだとか。
これに対しては「I feel excited」(ワクワクしている)などの回答があり、皆さまの講義に対する期待感が伺えました。

次に、英語で自分の本音に気づき、夢を思い描くワークが行われました。
「自分が今までしてみたかったこと(本音)」や「自分が理想とする未来のワンシーン」を英語で伝えあうなど、内容はかなり本格的。最後に「夢へ向かうための小さな一歩」を英語で宣言し、締めくくられました。
「英語で夢を話す機会がないので楽しかった」「ストレートに言いやすかった」との声もあり、皆さま「本音を伝えることの大切さ」を実感しておられました。
受講者の声
今回も受講者の皆さまから、たくさんのコメントをいただきました↓
理想の未来を英語で表現するとワクワクしますね
英語で本音を話すことで、本当にハワイに行ける気がしてきました!
同じ夢を持つ人のお話が聞けて嬉しかったです
皆さま、本音を知り自分の夢を見つめる良い機会となったようです。
まとめ

今回は、第62回・CMM大学水曜講義「英語で本音を伝える方法」をお届けしました。
自分に正直で本音を話せる人ほど、信頼感を得やすくなります。ストレートな表現に苦手意識のある私たち日本人にとって、今回の「英語を使って本音を伝える方法」はもっと自由に自分の本心を伝える助けとなるでしょう。
最後に、みつはしりえさん、今回は素晴らしい講義を本当にありがとうございました!