ネガティブ感情を自信と行動に変える量子力学的思考法|概要編~CMMセミナーレポート~

鈴木実歩さん主宰の継続サロン「CMM」は、数百名もの女性起業家が集うコミュニティ。

日本国内のみならず、海外でビジネスを展開しているメンバーも多数所属しており、皆さまのビジネスの発展とメンバー同士のつながりを深く育てることを目指しています。

また、月に2回開催されるセミナーでは、実歩さんの公開コンサルや最新ビジネス情報のシェアなど、毎回盛りだくさんの内容をお届けしているCMM。

2025年9月12日(金)10:00より開催された第156回CMMセミナーでは、スペシャルゲストとして村松大輔さんをお迎えし、CMM限定の特別セミナーを開催していただきました。

本記事では、その様子をレポートとしてお届けいたします。

特別ゲスト:村松大輔さんのプロフィール

今回のセミナーにお迎えしたスペシャルゲストは、量子力学をベースにした生き方論の研究者村松大輔さんです。

36歳のときに、対人関係からうつ病を発症した村松さん。闘病のなかで「自己否定」が苦しみの原因であることに気づき、自分を尊び周りを尊ぶ生き方に徹するようになりました。

その後、心理学・脳科学・分子生物学・量子力学などを融合した能力開発メソッドを体系化し、一般社団法人開華GPEを設立。

これまでに開催したセミナーは1,500回を超え、受講者は延べ13万人に達しています。本来の脳力を「開華」させる独自の指導法によって、多くの成果を生み出してきました。

今回の特別講演では、不安や迷い、恐れを自信と行動に変える方法について、科学と実践を交えて教えてくださいました。

意識と現実をつなぐ量子力学の視点

はじめに、量子力学の概要を分かりやすく教えてくださった村松さん↓

  • 2つの視点から見る私たちの存在
  • 思考を現象に変える「フォトン」の役割

それぞれ詳しく見ていきましょう。

◆ 2つの視点から見る私たちの存在

まず村松さんは「古典力学」と「量子力学」という2つの視点で、私たちの存在を解説してくださいました。

古典力学は人や物といった目に見える世界を扱い、量子力学は原子や素粒子などのミクロの世界を対象とします。

量子力学の視点で見ると、この世に存在するすべての固形物は常に振動する粒子の集合体であり、透き通るような構造を持っているのだそうです。

たとえば、私たちの体も粒子の集合体で形成されているため、実は固体ではなく流動的なもの。レントゲン撮影の際に放射線が体を通り抜けるのも、この仕組みによるものだと教えてくださいました。

「ミクロの世界を覗けば、皆さんの体はドライアイスの煙のように常に揺れ動いています」とおっしゃる村松さん。

この視点に立つと、心の動きや意識が単なる内面の出来事ではなく、量子レベルで現象へとつながっていくことが理解できるとのお話でした。

◆ 思考を現象に変える「フォトン」の役割

また、私たちの意識や感情が外へ放たれる際には「フォトン」と呼ばれる粒子を放出しています。

この考え方は、生体光子放射研究の先駆者であるドイツの物理学者、フリッツ・アルバート・ポップ博士の仮説に基づくもの。

たとえば「できない」と思えば不安を帯びたフォトンが「できる」と信じれば、自信をまとったフォトンが飛び出します。

こうしたフォトンの振動が自分自身だけでなく、家族やクライアントなど周囲の人にも影響を与えていくのだとか。つまり、量子の世界では「周りがどうか」ではなく「自分がどんな思いでいるか」が現象を決める鍵となります。

日常の思考や感情が、目に見えないレベルで現実を形づくっているとのことでした。

量子力学に基づくネガティブ感情との向き合い方

さらに今回の特別セミナーでは、量子力学の観点からみるネガティブな感情との向き合い方について教えていただきました↓

  1. 「フォトン」の波をプラスのエネルギーに変える
  2. 否定するのではなく寄り添う
  3. 失敗はギフトだと考える

詳しく解説します。

1. 「フォトン」の波をプラスのエネルギーに変える

人の意識は「水面に落ちる一滴」のように波紋を広げ、現実を形づくるのだと村松さんはおっしゃいます。

「お金が足りない」「できない」と思えば、その一滴は不安の波となり、同じような現象を呼び寄せるのだとか。

反対に「ありがとう」「大丈夫」などとプラスの思考を意識すれば、その一滴は安心や豊かさの波を広げ、家庭や仕事の場に平和をもたらします。

大切なのは環境を無理に変えることではなく、自分がどんな思いや感情を広げているかということ。

現実を変える最もシンプルな方法は、私たちが日々放つ意識の粒子(フォトン)を、前向きなエネルギーで満たし続けることなのです。

2. 否定するのではなく寄り添う

また村松さん曰く、不安や恐れは消すものではなく、寄り添うものとのこと。

村松さん自身、自己否定からうつ病を発症した経験があるからこそ、ネガティブな感情を排除せず受け入れ、寄り添うことが大切なのだと語っておられました。

不安や恐れは生物が生き延びるために備えた大切な感情であり、決して排除すべきものではありません。

それらも大切な感情の一部として受け入れ、その気持ちにしっかりと寄り添うことが、前に進む力になるとのお話でした。

3. 失敗はギフトだと考える

最後に「失敗は学びのギフトです」と力強くおっしゃっていた村松さん。

海外では海外では「Fail Fast(早く失敗せよ)」という言葉が定着しているほど、失敗は歓迎される貴重な経験と捉えられています。

しかし日本では「間違ってはいけない」という教育が根強く、その結果として挑戦をためらう人が多いのが現状です。

失敗を恐れるのは「周りからどう見られるか」にとらわれている証拠。

自分らしく生きるためには、失敗を避けるのではなく活かすことが大切です。

エジソンが実験のミスを「うまくいかない方法を発見しただけ」と語ったように、失敗は未来を切り拓くための贈り物と捉え、積極的に活かしていきましょう。

まとめ

今回のセミナーでは、特別ゲストに村松大輔さんをお迎えし、量子力学の視点から「思考が現実をつくる」という生き方論を教えていただきました。

自分らしい未来を描くためにも、今日から放つ「フォトン」をプラスのエネルギーで満たしていきたいですね。

最後に村松大輔さん、この度は学びに満ちた貴重な講義を本当にありがとうございました!

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